戦後70年たった6月23日の平和の礎。まだ閑散とした早朝に、1人で訪れた八重瀬町の徳元信益さん(81)は沖縄戦に家族6人の命を奪われた。同じ場所から望めるギーザバンタの絶壁で、母は迫撃砲に、父は目の前で小銃弾に倒れた。「つい2、3日前のことのようだ」と涙ぐんだ。