翁長雄志知事は24日の沖縄県議会代表質問で、「沖縄の心」を問われ、「ウヤファーフジ(祖先)の頑張りや、そのご苦労を敬い、そして子や孫がこれから以降、本当に幸せになるように、そういったことを思いながら誇り高く生きる心」と答えた。照屋大河氏(社民・護憲)の質問。

翁長雄志・沖縄県知事

 翁長氏は辺野古の新基地建設に反対する理由として、戦後70年間、過重な基地負担を受けてきた沖縄で、数十年先まで使用する新たな基地を受け入れられないと説明。子や孫のためにも「基地問題を解決しなければ、(沖縄は)21世紀に羽ばたくことができない」と主張してきた。

 県議会の答弁では、ハワイとワシントンで県出身者らと交流した際、ウチナーンチュのつながり、情熱、沖縄を思う気持ちを強く感じたと強調。「ウヤファーフジ、子や孫、歴史を大切にしながらウチナーンチュは生きている」と話した。

 歴代知事では西銘順治氏が「ヤマトンチュになろうとしてもなりきれない心」、大田昌秀氏は「平和を愛する共生の心」、稲嶺惠一氏は「異質なものを溶け込ませる寛容さ」と表現してきた。翁長氏は今年の5月15日の復帰の日に「皆さんの苦労を言葉の中にひしひしと感じる」と述べるにとどめた。