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  • 再開発が進められていた農連市場の新施設「のうれんプラザ」が開店
  • 月末までに約120店舗が入居、市場名物「相対売り」も一部で継続
  • 既存の市場は10月末閉鎖予定。「マチグヮー文化を継承したい」

 「県民の台所」として親しまれた農連市場(那覇市樋川)などが移転する新施設「のうれんプラザ」(同)が17日、オープンした。月末までに約120店舗の入居を終え、11月1日から開店セールを始める。農連市場は今月末までの閉鎖を予定している。

新たにオープンしたのうれんプラザ=17日午前、那覇市樋川

 のうれんプラザは地上3階建てで、1、2階は店舗、3階は駐車場で96台が収容できる。1階の一部スペースでは、農連市場を代表する「相対売り」も継続。農連中央市場事業協同組合(備瀬守代表理事)によると、店子(たなこ)10~15人でスタートし、増やしていく方針という。

 17日に開かれた式典で、再開発を担う那覇市農連市場地区防災街区整備事業組合の新垣幸助理事長は「相対売りなどのマチグヮー文化を継承し、にぎわい豊かなまちづくりにまい進したい」とあいさつ。備瀬代表理事は「店舗が抱える営業不安の解消や、多くの人でにぎわうように取り組みたい」と話した。

 農連市場で35年営業し、のうれんプラザに移転する砂川そうざい店の砂川恵美子さん(64)は「農連市場がなくなるのは寂しいけれど、市場がきれいになり清潔感もある。今まで通り、みんな楽しく集まって繁盛していきたい」と意気込んだ。