【名護】環境省やんばる自然保護官事務所は24日、特別鳥獣保護区の屋我地島周辺=名護市=でアジサシ類の調査をし、絶滅危惧2類のエリグロアジサシが昨年より18羽少ない102羽だったと発表した。アジサシ類は年に1度、産卵・子育てのため沖縄に飛来するが、屋我地島周辺の岩礁での営巣は近年、減少傾向。

調査で確認されたエリグロアジサシ(手前2羽)とベニアジサシ(奧)=名護市・屋我地島周辺(環境省やんばる野生生物保護センター提供)

 ベニアジサシ(絶滅危惧2類)は97羽で、昨年より56羽増えた。同事務所の山本以智人自然保護官は「これから繁殖の盛期を迎える。屋我地島周辺の岩礁には近づかないようお願いしたい」と呼び掛けた。