カネボウ化粧品の美白化粧品を使った消費者が、まだらに肌が白くなる「白斑」の症状を訴えている問題で、沖縄県内の弁護士17人が25日までに弁護団を結成した。弁護団は7月3日午後2時から、那覇市の沖縄弁護士会館で被害者説明会を開き、原告を募って提訴する予定。カネボウによると5月31日現在、県内では225人に白斑の症状を確認している。

 沖縄弁護士会は5月に被害を訴える消費者を対象に相談会を開き、13人が相談。対応した弁護士によると、化粧品の使用後に顔が腫れたり、かゆみやかぶれが生じたりした後に「白斑」になったという訴えがあった。提訴に前向きな消費者もいたという。

 弁護団の寺田明弘事務局長は「被害を受けた方は、悩まずに説明会へ参加してほしい」と呼び掛けた。

 カネボウは一部の被害者に精神的慰謝料などを支払っているが「具体的な算定根拠が不明確」とした。

 一方、カネボウ本社は「白斑の大きさや形状、仕事内容などを確認し、当社の基準に基づいて適正に精神的慰謝料や休業補償を支払っている」とした。

 弁護団は、被害者説明会以外でも、相談に応じる。問い合わせは弁護団事務局(ゆいま~る法律事務所内)、電話098(996)1586。