米投資会社ローンスターグループのハドソンジャパンが所有する那覇市首里のホテル日航那覇グランドキャッスル(高橋功総支配人)が米投資会社のエリオットに売却されることが25日、分かった。譲渡日は9月1日。

売却されるホテル日航那覇グランドキャッスル=25日午後、那覇市首里山川町

 現在雇用する従業員約300人の雇用形態に変更はない。ホテルを運営するJALホテルズとの契約は継続するためホテルの名称、業務内容も変わらない。従業員説明会は15、16日に開かれた。売却額は公表されていない。

 ホテル日航那覇グランドキャッスルは地上20階建て、延べ床面積は2万7600平方メートルで、客室総数は333室。1973年11月、建設業の県内大手「大城組」の創業者大城鎌吉氏が会長を務めたホテル運営会社「首里観光」が開発した。2007年にハドソンジャパンが土地の一部と建物を取得した。

 関係者は「同ホテルは知名度が高く、婚礼挙式の実績がある。首里城など観光地が近く、景観もいいことからホテルの価値は高い」と評価している。エリオットは国内で都内のホテル日航東京などを所有している。(久高愛)