22日投開票の衆院選は19日から「三日攻防」に突入し、各陣営が集票のラストスパートをかける。沖縄1~4選挙区には前職9氏、新人3氏の計12氏が立候補。各候補者は18日、台風21号の影響で県内各地で雨が降る中、街頭でマイクを握り、支持を訴えた。

 共同通信が15~17日に実施した終盤情勢を探る調査では1区で共産前職の赤嶺政賢氏(69)、自民前職の国場幸之助氏(44)=公明推薦、維新前職の下地幹郎氏(56)=希望推薦=が三つどもえの混戦を展開。県都・那覇を中心に、無党派層の動向が鍵を握りそうだ。

 2区では社民前職の照屋寛徳氏(72)が自民前職の宮崎政久氏(52)=公明推薦=を引き離している。米軍普天間飛行場を抱える選挙区での勝敗に注目が集まる。

 3区では無所属前職の玉城デニー氏(58)が、自民前職の比嘉奈津美氏(59)=公明推薦=に優位を保っている。選挙区内には政府が普天間の移設先とする名護市があり、来年の市長選にも影響しそうだ。

 4区では無所属前職の仲里利信氏(80)が自民前職の西銘恒三郎氏(63)=公明推薦=をわずかに先行。本島南部、宮古、石垣と広範な選挙区で、無党派層に浸透する仲里氏を組織力のある西銘氏が追っている。

 幸福からはいずれも新人で1区に下地玲子氏(59)、3区に金城竜郎氏(53)、4区に富川泰全氏(38)が立候補している。