沖縄県南城市立大里中学校2年3組の37人が13日、市内の経済的に厳しい子どものいる世帯を支援する「なんじぃフードバンク」にそうめんやインスタントカレーなど段ボール箱四つ分の食品を寄贈した。生徒は「私たちの行動が、誰かのために役立つならうれしい」と話している。

なんじぃフードバンクへ食品を寄贈した南城市立大里中学校2年3組の生徒ら=13日、同校

 寄贈は、フードバンクの活動を取り上げた本紙記事がきっかけ。記事を読んだ生徒が「食品を集めることなら自分たちでもできるかも」と考え、9月下旬からの2週間、食品を持ち寄った。

 贈呈式では、フードバンクを運営する団体の出口尚さん(63)が「みんなの寄贈は本当にうれしい。8、9月に集めた食品を経済的に苦しい人々に配ったが、まだまだ足りなかった」と、言葉を詰まらせながら感謝した。

 式の司会を務めた金城佳菜子さん、玉城朱梨(あかり)さんは「何事にも積極的に動くことが大切と感じた」と感想。比嘉ゆかり教諭は「生徒の行動を頼もしく感じた。今後の生き方にもつながると思う」と喜んだ。食品は11月までに市内の居場所づくり支援施設や母子世帯などに配られる。