ホンダは19日、二輪車「スーパーカブ」の製造を熊本製作所(熊本県大津町)で再開したと発表した。ホンダの二輪事業を代表する車種の生産が約5年ぶりに国内回帰した。主要製造業の国内生産拡大で、こうした流れが加速する可能性がある。カブシリーズの世界生産は同日、累計1億台を達成。八郷隆弘社長は記念式典で「世界中で愛され、時代の変化に対応してきた」と振り返った。

 ホンダ熊本製作所で製造されるスーパーカブの新モデル=19日午後、熊本県大津町

 八郷社長はその後、記者団に国内回帰の理由を「品質向上のため」と説明した。地元での雇用を増やす方針だ。

 スーパーカブは2012年5月まで主要拠点の一つとして熊本製作所で生産され、その後中国に移管されていた。(共同通信)