沖縄戦時に最後の官選知事を務めた故島田叡(あきら)氏の顕彰碑の除幕式が26日、那覇市の奥武山運動公園であった。翁長雄志知事をはじめ、島田氏の出身地・兵庫県の井戸敏三知事ら県内外から約250人が出席。戦禍で住民保護に力を尽くした島田氏の功績を後世に語り継ぐことを誓った。

関係者らによって除幕された島田叡氏顕彰碑=26日午前、那覇市・奥武山運動公園

 那覇高生徒による献奏の後、沖縄、兵庫両県の関係者が除幕した。主催者で島田叡氏事跡顕彰期成会の嘉数昇明会長は「島田さんは沖縄県民を救うために多くの決断をし、行動した。足跡をしっかりと受け継いでいきたい」とあいさつ。

 井戸兵庫県知事は「戦後70年のことし、最期まで県民を守ろうとした島田知事の生きざまを学び、未来に語り継いでいかなければならない」と語った。

 翁長雄志知事は「顕彰碑の建立で、兵庫と沖縄の友愛の絆がさらに深まると確信している」と期待した。

 兵庫県からは石川憲幸県議会議長、久元喜造神戸市長、島田氏の母校・旧制神戸二中(現兵庫高)同窓会「武陽会」の勝順一理事長ら約120人が訪れた。