沖縄県石垣市名蔵の名蔵湾で16日午前9時ごろ、「ユメゴンドウ」とみられる小型クジラ14頭が迷い込み、波打ち際で動けなくなっているのを地元住民が見つけた。ボランティア団体など市民が沖合へ誘導したが、17日も迷い込んだのを確認。干潮で浅瀬に乗り上げた姿もあり、集まった約30人がブルーシートで沖へと運んだ。

名蔵湾に迷い込み、干潮で座礁した小型クジラを沖合へ運ぶ市民ら=17日、石垣市・名蔵湾

干潮で動けなくなった小型クジラに海水をかけるなど心配そうに見守る市民ら=17日、石垣市・名蔵湾

名蔵湾に迷い込み、干潮で座礁した小型クジラを沖合へ運ぶ市民ら=17日、石垣市・名蔵湾

干潮で動けなくなった小型クジラに海水を掛けるなど心配そうに見守る市民

名蔵湾に迷い込み、干潮で座礁した小型クジラを沖合へ運ぶ市民ら=17日、石垣市・名蔵湾 干潮で動けなくなった小型クジラに海水をかけるなど心配そうに見守る市民ら=17日、石垣市・名蔵湾 名蔵湾に迷い込み、干潮で座礁した小型クジラを沖合へ運ぶ市民ら=17日、石垣市・名蔵湾 干潮で動けなくなった小型クジラに海水を掛けるなど心配そうに見守る市民

 イルカ&クジラ救援プロジェクトの安田雅弘代表は、サメが襲ったとみられる傷があったことなどから「襲われてパニックになった群れが迷い込んだ」と推測。17日も迷い込んだのはパニックが収まってなかったとみられる。

 安田代表によると、見つかったクジラは体長約1・5~3メートルで、重さは最大300キロほど。市民らは炎天下の中、浅瀬で苦しんでいるクジラに海水を掛けたり、周辺を掘って海水をためたりしながら見守り、人数がそろったところで沖合に運んだ。

 作業に当たった市大川の吉原實さん(73)は「ここには釣りでよく来るが、こんなの初めて。見ているとかわいそうで、どうなるかと心配だったが、無事に沖の方へ連れていけて良かった」と話した。