【東】米軍北部訓練場の一部返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する抗議の座り込み8周年報告会(主催・ヘリパッドいらない住民の会)が28日、東村農民研修施設であった。ノグチゲラの営巣期間で中断していた工事が7月初めにも再開されることに、村内外から集まった約600人が抗議の意を示した。

ヘリパッド建設反対を訴え、ガンバロー三唱で士気を上げる参加者=28日、東村農民研修施設

 高江現地行動連絡会の仲村渠政彦さん(66)は、座り込み8年の経緯を報告した。ヘリパッド建設は、高江集落を取り囲むように着陸帯6カ所を建設する計画。そのうちN4地区の2カ所はすでに完成し、オスプレイなどが訓練している。仲村渠さんは「訓練の頻度は格段に上がり、住民の生活被害は深刻だ」と強調した。

 東村島ぐるみ会議準備会の當山全伸さん(66)は、北部訓練場内にある県内最大の水がめ、福地ダムについて「県民の命にかかわることなのに、中でどんな訓練がされているのかも知らない。訓練場の閉鎖・返還以外に命を守る方法はない」と語気を強めた。

 8カ月の娘を連れて那覇市から駆け付けた会社員の新垣隆次さん(30)は「子どもが大きくなった時、基地があることで苦しんでほしくない」と話した。