【うるま】旧石川市の宮森小学校周辺で1959年6月30日に起きた米軍ジェット機墜落事故から、30日で56年を迎える。遺族会と、事故を伝えるため証言集などを発行するNPO石川・宮森630会は同日午前10時、宮森小学校なかよし地蔵前で慰霊祭を開く。

 事故当時の巡回教師で、2010年から630会の会長を務めた豊濱光輝さんが亡くなって初めての慰霊祭。後任には事務局長だった久高政治新会長が選任され、事故を題材にした子ども劇の上演など、語り手の育成に取り組んでいる。

 これまで630会では、事故の証言や当時の写真を展示する資料館建設のため寄付を募り、約600万円を集めてきた。

 しかし、会員数の減少や出版収入の落ち込みが続き、本年度からは建設資金を切り崩して活動費に充てざるを得ないという。

 久高会長は「事故を風化させないため会の活動をどう続けていくかが課題。豊濱さんの遺志を引き継ぎ、平和への思いを積極的に発信したい」と話した。

 会員申し込みなどの問い合わせは630会事務局、電話090(8293)8615。

 会費や支援金の振込先は、琉球銀行石川支店(普通)511839、特定非営利活動法人石川・宮森630会理事長豊濱光輝。