【東京】中谷元・防衛相は30日午前の閣議後会見で、名護市辺野古への新基地建設に向けて実施している海底ボーリング調査の履行期限を9月30日まで延長したことを明らかにした。6月30日が履行期限だったが台風などの影響で「スケジュールに遅延が生じたため」としている。

 昨年8月の調査開始以降、期限の延期は3度目。本体工事は、従来の説明通り「夏ごろにも着手したい」と述べ、作業は当初の計画通り進める考えを示した。

 ボーリング調査は24カ所中19カ所で終了し、残りは海上部の深場の5カ所だと説明。「ボーリング調査を進めて順次設計に反映させるなど可能な限り早期の着工を目指していく考えに変わりはない」と述べ、早期に新基地建設を進める考えを示した。

 一方、ボーリング調査と本体工事を並行して進めるかを問われたが明言を避けた。埋め立て承認時の留意事項に定められた本体工事着手前の県との事前協議は「適切な時期に実施したい」と述べた。