第48回衆院総選挙は22日投開票され、沖縄1区で落選した自民前職の国場幸之助氏(44)=公明推薦=が比例九州ブロックで復活し、3期目当選が確実となった。

比例復活が決まり、支援者らと万歳する国場幸之助さん

国政与党の責任訴え

 選挙区で及ばなかった国場幸之助さん(44)は23日午前1時ごろ、比例当確の速報が入ると顔をほころばせ、選対幹部や支持者らと握手した。事務所は万歳三唱で沸き上がった。

 選挙区敗戦を伝えるテレビ画面に唇を真一文字に結んだままじっと見入っていた。22日午後11時すぎに、支援者に深々頭を下げた。

 祖父に国場組創業者の故幸太郎さん、大叔父に衆院議員だった故幸昌さんという県政経界の“サラブレッド”。初めて立候補した県議選は史上初の20代で当選したが、その後の衆院小選挙区は1勝3敗。今回は4度目となる苦杯をなめた。

 沖縄の保守中道を自認。米軍普天間飛行場の移設先で対立する政府と沖縄県が「対話」で着地点を見いだす必要性を説き、街頭で「国政与党の責任」で自らが架け橋となる決意を訴えてきた。

 辺野古阻止を掲げるオール沖縄旋風に飲まれた2014年の前回とは違って逆風を「感じなかった」。約4年の浪人時代を乗り越えて小選挙区で初当選した12年と似た手応えを得ていただけに期待もあった。

 寄り添う妻美穂さん(45)も比例復活を喜んだ。