【南大東・北大東】超大型で非常に強い台風21号が通過した南大東村は22日、暴風で折れたサトウキビの状況を調査し、折損と潮害予想を含めた被害額は5千万円程度と推測した。北大東村は23日に調査する。両村の台風避難者計54人は全員帰宅した。

台風21号で折損したサトウキビの被害調査を行う南大東村職員ら=22日午後1時ごろ、村内

 南大東村の調査は、村役場とJAおきなわ南大東支店、大東糖業の3団体で実施。畑20カ所でそれぞれ200本を調べ、根元や中間部、先端部の折損数を調べた。折損すると糖度がのらず品質低下につながる。

 同村は「台風がかすってもこの被害なので、直撃したら大変なことになっていた。潮害を防ぐ雨が、早く降ってほしい」と話す。

 台風通過後、村内では住宅を清掃する人も目立った。在所区の女性(70)は「台風対策に繰り上げ投票も重なって忙しかった。暴風による人的な被害がなくて良かった」と話した。