沖縄国税事務所は1日、相続税や贈与税の算定基準となる2015年分(1月1日時点)の県内路線価を公表した。県内に3163地点ある標準宅地の対前年変動率の平均は、0・3ポイント増えた0・3%で、1992年以来23年ぶりの上昇となった。県内で最も高い路線価は、14年連続で「那覇市久茂地3丁目の国際通り」(みずほ銀行那覇支店前)。前年比3・4%増の1平方メートル当たり60万円だった。国内・県内景気のよさや観光客増加などを受けた不動産需要の高まりが反映されたと見られる。

県内税務署管内の最高路線価

 沖縄の変動率の平均は全国で7番目の高さだった。

 県内6税務署各管内の最高路線価は、3路線が上昇、横ばい2路線、下落が1路線。

 上昇は「国際通り」のほか、那覇市おもろまち4丁目の「那覇中環状線」が3%増の34万円。石垣市大川の「市役所通り」が4・8%増の11万円だった。横ばいは名護市為又の「名護バイパス」の6万3千円、北谷町美浜の「町道美浜1号線」の11万5千円。下落は、宮古島市平良西里の「西里大通り」で1・5%減の6万7千円だった。

 沖縄都市モノレール15駅の駅前路線価では、上昇が壺川、旭橋、県庁前、美栄橋、牧志、安里、古島、首里の8駅。残り7駅は横ばいで、下落は3年連続でなかった。最も高かったのは前年と同じく旭橋駅で、3・6%増の29万円だった。路線価は国税庁のホームページなどで閲覧できる。