ソフトウエア開発のレキサス(うるま市、比屋根隆社長)は、企業向けソフトウエア開発で世界最大手のSAP(ドイツ)の日本法人SAPジャパンと共同でシステムエンジニア(SE)育成に取り組む。情報処理能力速度が速いシステム「SAP HANA」を使いこなして、企業の経営課題を解決できる人材を育成。沖縄全体の受注拡大につなげ、IT業界の振興を目指す。

レキサスの常盤木龍治マネージャー(左)と安田陽氏=2日、沖縄タイムス社

 SAPは世界120カ国以上に拠点を持ち、顧客数が23万社に上るソフトウエアやシステム開発の世界最大手。情報処理能力が、一般システムよりも数千倍も速いとされるSAP HANAを活用し、企業に合ったソフトウエア開発を手掛けている。

 近年ではビッグデータ解析などの活用が進み、膨大な情報を瞬時に処理、分析する高度な技術が求められており、SAP HANAも世界的に普及が進んでいるという。

 レキサスはSAP HANAを今年から導入。今後、SAP HANAを活用したソフトウエア開発が増えると見通し、人材育成に乗り出した。

 SAPジャパンと共同で、人材育成を担うSAP HANAクラウドプラットフォームコミュニティを18日に設立する。県内IT企業のSEや教育関係者などに幅広く参加を呼び掛ける。

 2日、沖縄タイムス社を訪れた常盤木龍治マネージャーは「沖縄の国際競争力を高めたい」と意気込んだ。18日午前10時から、那覇市内のIT企業IBSグローバル・ブリッジでSAP HANAを無料で体験できる講習会を開く。問い合わせはレキサス、電話098(921)3800。