【平安名純代・米国特約記者】カーター米国防長官は1日の記者会見で、次期統合参謀本部議長に指名済みのジョセフ・ダンフォード海兵隊総司令官の後任に、ロバート・ネラー海兵隊総軍司令官(62)を充てる人事を発表した。

ロバート・ネラー中将(AP=共同)

 就任後は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題にも関与することになる。

 ネラー氏はこれまで沖縄問題に深く関わった経験はないものの、複数の海兵隊筋によると、ダンフォード氏と近い存在とされており、オバマ政権が掲げるアジア重視戦略の下、辺野古移設の着実な履行方針を掲げる同氏と緊密な連携を図っていく見通しという。

 米上院の承認を経た後、10月1日までに就任する見通し。

 ネラー氏はミシガン州出身で、バージニア大学を卒業後、1975年に海兵隊に入隊。2005年から07年までイラク中西部のアンバル州で部隊の指揮を担当。欧州や中東などを担当する第2海兵遠征軍の上級司令部である総軍の司令官を務めてきた。