翁長雄志知事は2日夜、沖縄県庁で臨時会見を開き、菅義偉官房長官と4日夕に東京都内で会談すると発表した。名護市辺野古の新基地建設問題で政府と県の主張は平行線のまま、膠着状態が続いていることから「話し合いは大切。基地問題ですぐに角を突き合わせることは止めようということで、初回は基地の話に触れない」と語った。安慶田光男副知事が同席する。

 翁長氏は新基地建設反対を貫く立場を強調し、「大浦湾を埋め立て、基地を造るのは耐えられない。これをベースに物事を進める」と述べた。2回目以降は未定だが、忌憚のない関係を築いた上で「そういった(基地の)話をできれば」と対話の継続に期待した。

 埋め立て承認の取り消し、撤回への影響は「もともとスケジュールはない。第三者委員会の答申の内容を見た上で、(菅氏との)会談が引き続き回数を重ねていって意見交換をされていれば、(総合的に)判断しながらやる」と語った。

 「落ち着いて静かに会話する」という目的で、非公開の見込み。記者の質問には答える意向を示した。基地以外については「話が出るかもしれないが、リンクすることはない」と話した。