【平安名純代・米国特約記者】米民主党のジム・ウェッブ元上院議員(69)は2日、2016年大統領選への出馬を表明した。民主党の指名争いに名乗りを挙げた主要候補はこれで5人目。

ジム・ウェッブ氏

 ウェッブ氏は在職中に米軍普天間飛行場の辺野古移設見直しを提言しており、大統領選の先行きが注目される。

 元海兵隊員のウェッブ氏はベトナム戦争に従軍し、レーガン政権で海軍長官を務めた経歴を持つ。イラク戦争を批判し、06年に上院議員に当選。07年から13年まで1期務めた後に引退した。

 上院軍事委員会メンバーや外交委員会東アジア・太平洋小委員会の委員長として日米関係強化に尽力。11年5月に米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の見直し案を提言した。

 米紙ワシントン・ポストによると、民主党指名争いにおけるウェッブ氏の支持率は2%前後で、トップを走るヒラリー・クリントン前国務長官(67)の人気にどこまで食い込めるか注目が集まっている。

 自身のウェブサイトで出馬声明を発表したウェッブ氏は、「勝算(が低いの)は分かっている」としながらも、「米国には経験に裏付けられた指導力が必要だ」と訴えた。