【クリッシー悦子通信員】米国フロリダ州北西端にあるフロリダ沖縄県人会(秋子ダニエルズ会長=那覇市出身)は今年15周年を迎える。11月14日に記念式典と併せて沖縄芸能公演を予定している。「第一線で活躍する沖縄の芸能家たちの公演を開催すると同時に県人同士の親睦の会を一歩進めて、地域に素晴らしい沖縄の文化を発信していこう」と会員が張り切っている。

15周年記念祝賀会や関連イベントの準備に取り組んでいるフロリダ県人会のメンバー

 沖縄から、東日本大震災で被災地の訪問などを行ってきたチーム絆(代表・城間盛久、琉球古典音楽野村流保存会師範)のメンバー14人が参加する。副代表の首里良三・琉球古典音楽野村流伝統音楽協会師範が、同県人会会長の秋子さんの弟に当たることから話が進み実現が決まった。

 「同じフロリダでもマイアミなどと違い、ここはフロリダの片田舎。ここに住んで25年になるが沖縄の芸能家たちが来るのは初めて、会員はみんな大変喜んでいる」(同会書記の朝子モートンさん)。 次期会長候補のヒデコ・マージ・ボルドウィンさんが前職の関係で行政関係者に人脈が深く、既に郡内のミルトン市の市長にも会の趣旨を報告し賛同を得ている。

 芸能公演は500人収容のサンタローザ郡の講堂を予約し、イベントに併せて同大学の日本センターで沖縄芸能ワークショップも開催する。また地元の中学校か高校での演舞も予定している。マージさんは「政治家や行政、文化教育関係者にも広く周知して素晴らしい沖縄の文化と芸能を地元の人たちと共有する機会としたい」と語る。

 同会は2001年第3回世界のウチナーンチュ大会への参加を機に結成された。現在会員は40世帯と決して大きな会ではないが、地域の学校でのエイサー指導などにこれまでも取り組んできた。来年のウチナーンチュ大会への参加も会員多数が楽しみにしている。