【中部】世界若者ウチナーンチュ連合会支援実行委員会(勝連盛豊代表)は、第4回世界若者ウチナーンチュ大会フィリピン2015(9月10~15日、フィリピン・マニラ)が開かれるフィリピンの沖縄県人会へ三線を贈ろうと活動している。「琉球音楽の使命は平和なりという先人の思いを伝える」「3月4日を世界サンシンの日に制定する」ことなどが目標だ。

三線の寄贈などを呼び掛ける(左から)大浜秀吾さん、上原顕蔵さん、比嘉千穗さん、勝連盛豊さん=沖縄タイムス中部支社

 2万円程度の初心者用か家庭で使われずに眠っている三線、工工四を募集している。10~20丁を寄付したいとしている。連絡すれば、事務局が引き取りに出向くという。また、集まった三線には修繕などが必必要なものもあるため寄付金も集める。クラウドファンディングFAAVOで受け付けている。

 昨年のドイツ大会では、ドイツの県人会に10丁を寄贈した。その三線を活用しドイツ・デュッセルドルフで8月に開く、沖縄・琉球フェスティバルで演奏を披露する予定という。勝連さんは「案外早く世界サンシンの日が実現できるかもしれない」と協力を呼び掛けた。

 世界若者ウチナーンチュ連合会沖縄本部長の比嘉千穗さんによると、戦争の影響で1世が日本人やウチナーンチュであることを言いたがらず、2、3世で沖縄に興味や関心を持っている人は少ないという。比嘉さんは「この大会をきっかけに2、3世の心に火をつけたい」と意気込んだ。

 同連合会の大浜秀吾さんは「フィリピンの人の心にも三線の音が浸透して、ウチナーンチュとしての思いを代々つないでいってもらえれば」と話した。

 三線寄贈や寄付金の問い合わせは比嘉さん、電話080(8386)6348。