宮古島市への陸上自衛隊配備計画をめぐり、下地敏彦市長に対して説明会の開催を求めている市民グループは4日、市内で集会を開いた。フリートーキングでは、計画への疑問や、観光や環境に与える不安、情報不足に戸惑いの声も出た。「賛成・反対双方が議論を深め市民が島の将来を決めていくべきだ」との意見には大きな拍手が起きた。

計画に反対する市議の報告に耳を傾ける参加者ら=4日、宮古島市・マリンターミナルビル

 集会を開いたのは「自衛隊配備について『住民説明会』を求める市民の会」(岸本邦弘代表)。主催者発表で約120人が参加。集会であいさつした「市民の会」の岸本代表は市や市議会の動向について、「正しい情報を仕入れて議論し、正しい判断をして行動していくということがなされていない」と指摘した。

 フリートーキングでは「自衛隊配備で発展した街はない」、「反対する人に利益はない。賛成する人にだけ利益がある」などと配備反対の声を上げる参加者のほか、観光産業への打撃や騒音問題を懸念する意見もあった。説明会の必要性を訴えた男性は「住民は何も分からない人も多い」と現状を報告した。