名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て用土砂の搬出に反対する「辺野古土砂搬出反対」全国連絡協議会が県外で集めた署名が、最終集計の期限の6月末時点で約1万9千筆に上ったことが5日、分かった。

 今後も県外7地区の土砂採取予定地を中心に、47の賛同団体から追加署名が届く予定。同協議会は、埋め立て工事が始まるとされる今夏をめどに署名期間を延長する方針も決めた。

 防衛省が埋め立て用土砂の採取を見込む小豆島(香川県)で、土砂搬出に反対する集会を開く計画も出ている。署名は賛同団体47のうち3分の2から今後も届く予定で、最終的に2万筆を大幅に超える見通し。

 同協議会の阿部悦子共同代表が4日、代表を務める環境保護団体「環瀬戸内海会議」の役員会で明らかにした。署名は今夏をめどに取りまとめ、防衛省などに提出する考えだ。

 阿部共同代表は、本紙取材に「本格的に署名を集め始めたのは6月から。過去にさまざまな活動に取り組んできたが、1カ月で2万筆近く集まるのは異例で反響の大きさを実感した」と説明した。(篠原知恵)