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  • 2015年、沖縄へのクルーズ船の寄港は過去最多の247回の見通し
  • 昨年の5割増で、8月にはアジア最大16万トンの船が初寄港の予定
  • MERSの影響で、寄港先を沖縄に変更する船の増加などが要因

 沖縄総合事務局は6日、2015年にクルーズ船が県内に寄港する回数が過去最多の247回に上る見通しを発表した。162回だった14年の実績より約5割増加し、14年12月時点での予定件数よりも約3割増えた。

那覇港若狭バースに停泊する大型クルーズ船=2日(本社チャーターヘリから)

那覇港若狭バースに停泊する大型クルーズ船=2日(本社チャーターヘリから)

 7月からスタークルーズ社(マレーシア)の「スーパースター・リブラ」(4万2300トン)が宮古島の平良港に定期便を就航させるほか、28日にはロイヤル・カリビアン・インターナショナル社(米国)の「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(13万7276トン)を含むクルーズ船3隻が那覇港に同時寄港する。3隻が同時に寄港するのは初めて。

 8月1日には16万7800万トンでアジア最大の「クヮンタム・オブ・ザ・シーズ」(米国、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社)が那覇新港埠頭(ふとう)国際コンテナターミナルに初寄港する。これまで県内に寄港する船は13万トン級が最大だったが、規模の大型化が進み、初めて16万トン級の船が寄港する。

 近年、欧米船社が急速に発展するアジア市場への進出が進み、距離の近い九州や沖縄へ寄港するクルーズ船の回数は増加傾向にあった。

 県内の船会社は、14年にクルーズ船の寄港回数が3回だった平良港に「スーパースター・リブラ」の定期便が就航することで15回に大幅に増えることや、韓国で感染が広がる中東呼吸器症候群(MERS)の影響により、予定を変更し九州や沖縄に寄港する船が多いことが増加の要因ではないかとの見方を示した。