琉球銀行(金城棟啓頭取=写真左から2人目)は、世界最大の決済ブランド「VISA」を展開するビザ・ワールドワイド・ジャパン(岡本和彦代表=同3人目)と提携し、10月から銀行の預金残高から決済代金を引き落とすデビットカードを発行する。世界シェア6割を誇るVISAのデビットカード発行で、利便性を高め、顧客獲得につなげる。同カードの発行は地方銀行で3番目。

 デビットカードで商品やサービスを購入すると預金口座から即時決済される。預金残高以上使うことができないため、使いすぎを気にすることがない利点がある。海外のVISA加盟のATMで現地通貨を引き出すこともできる。

 国内ではクレジットカードに比べ、普及が遅れているが、欧米ではデビットカードの利用が多いという。6日、会見した金城頭取は「現金を持ち歩くリスクやATMで引き出す手間も省け、利便性が高まる。顧客ニーズの多様化に対応していきたい」と述べた。

 9月14日から事前受け付けを始める。与信審査がなく、15歳以上で琉銀の口座を持てば契約できる。年会費は500円だが、初年度は無料。利用実績が年間5万円以上であれば、翌年度は無料になる。

 利用金額の0・2%を半年ごとに口座にキャッシュバックするほか、契約時にりゅうぎんポイントサービスが10ポイント付与される。