沖縄空手振興ビジョン策定に向けた「普及・啓発」(部会長・佐久本嗣男劉衛流龍鳳会会長)、「振興・発展」(部会長・玉那覇靖県農林水産部農政企画統括監)、「保存・継承」(部会長・宮城篤正元県立芸術大学学長)の検討部会は24日、豊見城市の沖縄空手会館などで第3回会合を開き、11月に開催する同委員会(委員長・山城貴子県文化スポーツ統括監)でのたたき台となる骨子案をまとめた。
骨子案では基本理念や目指すべき将来像、課題などが提起されているほか、将来像を実現するための推進戦略などが示されている。
事務局の県空手振興課によると、このほか、子ども向けの「型」の開発や空手の象徴的なヒーローキャラクターの創出、沖縄空手のルーツを巡る空手愛好家向けツアーや空手動画による収入獲得などの意見もあったという。
31日午後6時半から各部会長をパネリストに「沖縄空手の未来を考える」と題し、シンポジウムを開催。入場無料で定員先着70人。沖縄空手に関心のある方は誰でも参加できる。
問い合わせは事務局(電通沖縄内)、電話098(917)2688(平日午前9時半~午後5時半)。