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  • 宮古島市議会は陸自配備を求める市民団体の陳情を賛成多数で可決
  • 下地市長は今後、配備の受け入れを正式に表明する見通し
  • 地対艦・地対空ミサイル両部隊など計800人が配備される可能性

 【宮古島】宮古島市議会(真栄城徳彦議長)は8日、宮古島への陸上自衛隊の早期配備を求める市民団体の陳情を賛成多数(賛成15、反対4、退席6)で採択した。「行政は防衛省に自衛隊配備の内容について説明を求めるべきだ」との付帯意見も付けた。下地敏彦市長は記者会見し、「議会の意思を尊重する。市民の意見が示されたと理解している」と述べた。下地市長はこれまでも「国防上、必要」としており、今後、配備の受け入れを正式に表明する見通しだ。

宮古島への陸上自衛隊の早期配備を求める市民団体の陳情を賛成多数で採択した宮古島市議会

 受け入れの最終判断について、下地市長は「まだ場所も確定していない」などと前置きし、地権者と国との交渉や関係法例との適合性を見極める必要性も指摘した。沖縄防衛局が各地域で説明会を開始していることも明らかにした。

 同日の議会では配備に反対する団体の陳情が賛成少数で不採択となり、反対派の市民が傍聴席で抗議。数人が退場を命じられ議事が止まるなど一時混乱した。

 防衛省は配備の有力候補地として市平良の大福牧場と同市上野の千代田カントリークラブの2カ所を提示、陸自の警備部隊と地対艦ミサイルと地対空ミサイルの両部隊計700~800人規模の部隊配備を打診している。