【座間味】老朽化で建て替え中だった村座間味の稲崎展望台が完成し、6月19日に展望デッキを備えた新施設が村民にお披露目された。

テープカットをする宮里哲村長(右から3人目)や植田明浩所長(同4人目)ら関係者=6月19日座間味村座間味

 同展望台は座間味島の北側海域を一望する標高118メートルの位置にあり、冬のホエールウオッチングのシーズンにはザトウクジラの調査や、ウオッチングボートを誘導する拠点として活用されてきた。

 昨年3月の慶良間諸島国立公園指定の理由の一つにザトウクジラの繁殖海域としての重要性があげられ、環境省那覇自然環境事務所が再整備。窓の向きや高さ、風雨対策に配慮した地上高7メートルのクジラ観測棟と、デッキが海に張り出すようにつくられた床面積100平方メートルの一般来訪者向けの新展望所が完成した。

 広々とした施設と渡名喜島や久米島を遠望する眺めの素晴らしさも特徴の一つ。那覇自然環境事務所の植田明浩所長は「今回の整備で、国立公園としての村の魅力が高まることが期待される」などと抱負を語った。(田中英理子通信員)