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  • 沖縄県への2014年度ふるさと納税は581件、3117万円で過去最高
  • 例年、年明けは寄付が減るが、翁長知事就任後の1~3月に急増した
  • 辺野古新基地に反対する知事を応援するため増えたと県は分析する

 沖縄県へのふるさと納税が、2014年度は過去最高の581件、3117万1200円だったことが県税務課のまとめで分かった。前年度比249%(2223万1450円)増加し、件数も392件上回った。

沖縄県へのふるさと納税額と件数

 県税務課はふるさと納税の認知度が高まっていることや、名護市辺野古への新基地建設に反対する翁長雄志知事の就任後に「沖縄を応援したい」といった声が多く寄せられ、1月から3月までの寄付額や件数が増加したことが要因ではないかと分析している。

 ふるさと納税を導入した08年度の46件、366万4千円に比べ約9倍近く増加した。寄付者のほとんどが県外からで、14年度の内訳では全体の97・6%に当たる564件が県外からの寄付だった。

 例年、12月の確定申告の時期がピークとなり年明けには減少する。しかし、昨年12月に翁長知事が就任して以降、沖縄への応援メッセージとともに申し込みが増加。15年1~3月の納税額は2008万3千円で、前年度比約367%(1955万1千円)増加した。

 ふるさと納税は故郷や応援したい自治体に寄付をすると所得税や住民税などで控除が受けられる制度。県は12年11月から「美ら島ゆいまーる寄付金」に改称し、寄付者を募っている。

 寄付者全員に千円分のゆいレール乗車券が贈られるほか、3万円以上の寄付者には県の特産品の沖縄そばや泡盛などが贈られる。