大型で非常に強い台風9号は10日午前8時現在、宮古島の北北東約100キロにあって、沖縄本島や先島地方を暴風域に巻き込みながら時速約20キロで北西に進んでいる。沖縄電力によると同日8時現在、県全域で約3万800世帯が停電している。沖縄気象台は引き続き厳重に警戒するよう呼び掛けている。

屋上の金属製の柵が壊れ、道路をふさいでいた。通行止めのテープが張られていた=10日午前7時57分、浦添市(平良秀明撮影)

植栽の木が倒れ、道路をふさいでいた=10日午前8時、浦添市(平良秀明撮影)

強風で倒れた街路樹=10日午前9時半、八重瀬町富盛

屋上の金属製の柵が壊れ、道路をふさいでいた。通行止めのテープが張られていた=10日午前7時57分、浦添市(平良秀明撮影) 植栽の木が倒れ、道路をふさいでいた=10日午前8時、浦添市(平良秀明撮影) 強風で倒れた街路樹=10日午前9時半、八重瀬町富盛

 東村は同日午前7時半、有銘や慶佐次地区など海岸・河川付近の70世帯200人への避難勧告を解除した。

 本島各地では木が倒れたり、住宅屋上の金属製の柵が壊れて道路をふさぐなどの被害が確認された。

 暴風は本島北部が昼前(午前9時~正午)、中南部が昼過ぎ(正午~3時)、久米島と石垣が夕方(午後3~6時)、宮古島地方が夜の始めごろ(午後6~9時)まで続く見込み。

 10日午前7時現在、降り始めからの雨量は慶良間空港で102ミリ、本部町謝花で74ミリ、那覇市樋川で71ミリ。

 南城市糸数で10日午前1時5分に49.9メートル、うるま市宮城島で同1時29分に43.2メートルの最大瞬間風速を観測している。

 気象庁によると、台風9号の中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心の北東側260キロ以内と南西側190キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。【タイムス+プラス編集部】