【ハワイ9日=篠原知恵】「まるでウチナーに帰ってきたみたいだ」。9日午前(日本時間10日)、米ハワイ州ホノルル空港に到着した翁長雄志知事に笑みがこぼれた。歓迎の気持ちをめいっぱい伝えようと、出迎えたハワイの県系人らはそれぞれ思いを込めたレイ(花の首飾り)を用意し、次々と知事の首に掛けた。

レイを掛けられ、県系人らに歓迎される翁長雄志知事ら訪問団=9日午前(日本時間10日)、ホノルル空港(又吉俊充撮影)

 知事は約1カ月ぶりのハワイ訪問。ただ今回は「明るい話題で来てますから…。前は基地問題で、笑顔は出ませんでした」とリラックスした表情を見せた。

 知事と固く握手を交わしたハワイ沖縄連合会(HUOA)のマーク・比嘉会長(41)は、知事の滞在中に「姉妹都市の関係をより深めるため意見交換したい」と期待。妻の華絵さん(29)も「つい最近もいらしたばかり。知事と距離が縮まった気がする」と嬉しそう。

 知事の到着を見守った県系2世でWUBハワイのジョン・田里会長(74)は「県系3世のデービッド・イゲ州知事と共に、沖縄とハワイのよりよい相互作用を期待したい」と目を細めた。