【東京】中谷元・防衛相は10日の閣議後会見で、名護市辺野古の新基地建設の現場海域へ汚濁防止膜の設置のために1トンの石材計412個などを海底に沈める計画を明らかにした。

 沖縄防衛局は50トン超を含む200個以上のコンクリートブロックも設置する方針。いずれも埋め立て区域の外側に沈める計画で、さらなる環境への負荷が懸念される。

 中谷氏は汚濁防止膜の設置理由を「海水の濁りの拡散を防止し、工事によるサンゴへの影響を低減させるため」と説明。防止膜は「環境影響評価書にも設置する旨を記載している」とし、手続きに問題はないとの認識を示した。

 また、宮古島市議会が陸上自衛隊の早期配備を求める陳情を賛成多数で採択したことに、「防衛省としては大変心強く感じている。明確な受け入れ同意を頂けるよう地元へ丁寧に説明を続けたい」と述べ、配備を進める考えを示した。