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  • 文化庁による消滅危機8言語の実態調査報告書がまとまった
  • 本紙HPでの音声配信やお笑い芸人のじゅん選手が紹介されている
  • 同庁担当者「言葉の実態の理解が進み、整理されてきている」

 文化庁による消滅危機にある8言語(方言)の実態調査報告書2015年最新版がまとまった。那覇市や県のしまくとぅば教材作り、本紙の「うちなぁタイムス」を紹介した。文化庁は2011年から調査を続けており、最新版は7月中にホームページで公開予定。

文化庁報告書の2015年最新版(下)には、「はいさい!じゅん選手のしまくとぅば日記」が紹介された

 文化庁が国立国語研究所や琉球大学などに委託。沖縄の記述は琉球大学石原昌英教授ら6人が担当。県のしまくとぅば県民運動、県民大会実施を紹介した。本紙「うちなぁタイムス」が、紙面を補完するため音声をポッドキャストで発信していることを紹介した。「はいさい!じゅん選手のしまくとぅば日記」も写真入りで掲載した。

 名護市幸喜、首里、南城市奥武島、久米島、竹富町黒島の言葉の特徴や継承の取り組みを報告している。

 同庁文化部国語課の担当者は、報告書をまとめることで「危機といわれる言葉の実態の理解が進み、整理されてきている」とする。石原教授は調査を「日本の言語・方言が多様であり、各地の言葉の存在意義を示す」と評価。「うちなぁタイムス」について「記事を読んだ読者の中から、後に続く人が出てきていると思う」と述べた。