【ハワイ10日=又吉俊充】県と米ハワイ州の姉妹都市30周年記念式典(主催・ハワイ州、ハワイ沖縄連合会)が10日(日本時間11日)、ホノルル市内の重要文化財「ワシントン・プレイス」で開かれ、訪問中の翁長雄志知事が出席した。県系人やデービッド・イゲ州知事のほか、元州知事でジョージ・有吉氏(89)ら締結に携わった関係者など300人余が参加し、両地域の新たな友好関係構築を誓い合った。

姉妹都市30周年宣言書を手にする翁長雄志知事(右)と県系3世のデービッド・イゲ知事=10日午後(日本時間11日)、ホノルルのワシントン・プレイス

 翁長知事は「ハワイと沖縄は100年を超える長い交流の歴史を積み重ねてきた。多くの県系人がハワイで活躍されているのは県民の誇り。ハワイの皆さまの移住者に対するご理解、ご支援に感謝したい」とあいさつ。

 県系3世のデービッド・イゲ知事は「県系として初めて州知事となり、祖父母の故郷である沖縄と姉妹都市30周年を宣言することができたことを本当に誇りに思っている」と述べた。

 式典にはハワイ沖縄連合会のマーク・比嘉会長、WUB創設者のロバート・仲宗根氏、ジョセフ・ソウキ州下院議長、カーク・コールドウェルホノルル市長らのほか、県からは沖縄ハワイ協会の高山朝光会長らも駆け付けた。

 また翁長知事は同日午前、米国の教育・研究機関で、アジアや米国の研究者やジャーナリストなどが集う東西センターを訪問し、関係者と意見交換。「万国津梁の気持ちをベースとした組織ができないか帰って整理したい。ぜひ、前向きに頑張っていきたい」と「沖縄版東西センター」設立に意欲を示した。

 翁長知事は11日(日本時間12日)、連合会の活動拠点「ハワイ沖縄センター」創立25周年式典などに参加する。

 ことし10月には沖縄でも姉妹都市30周年式典が計画されており、イゲ州知事も参加する予定。