2017年(平成29年) 11月25日

沖縄空手

沖縄空手の将来像は? 県民への啓発課題 振興ビジョン策定シンポジウム

 「沖縄空手振興ビジョン(仮称)策定シンポジウム~中部エリア~」(主催・県)が31日、沖縄コンベンションセンターで開かれ、「沖縄空手の未来を考える」をテーマに、策定に関わる部会長やゲストが沖縄空手の将来像を探った。約70人が参加。コーディネーターは県空手振興課の山川哲男課長が務めた。

沖縄空手の将来像や課題について語る3検討部会の(左から)宮城篤正、佐久本嗣男、玉那覇靖各部会長と天願亮沖縄市観光振興課長=31日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 「保存・継承」の宮城篤正部会長(元県立芸術大学学長)は「空手が沖縄の誇れる伝統文化だと、どれだけの県民が思っているのか。県民に意識してもらう努力が必要だ」と訴えた。

 「普及・啓発」の佐久本嗣男部会長(劉衛流龍鳳会会長)は「ビジョンは20年後を見据えている。将来を担う子どもたちのため、海外を含めた組織の統一を足並みそろえて取り組むべきだ」と呼び掛けた。

 「振興・発展」の玉那覇靖部会長(県農林水産部農政企画統括監)は「空手の聖地なのに空港などに空手の土産がなく、関連グッズが少ない」と指摘。ITなどを活用し、空手で収入を得る仕組みを模索していると説明した。

 沖縄市は、ニュージーランド代表の2020年東京五輪の事前合宿地となっている。ゲストで登壇した同市の天願亮観光振興課長は「今は来たら受け入れるという感じ。今後、市としてもビジョンを定め、取り組みたい」と話した。

 次回のシンポは12月19日に豊見城市の沖縄空手会館で開かれる。問い合わせは事務局(電通沖縄内)、098(917)2688。

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