【浦添】沢岻小の5年生は8日、赤土を海に流さない工夫についてNPO法人おきなわグリーンネットワークの西原隆理事長の出前講座を受け、「おきなわ赤土KID’S博士」の認定証をもらった。沖縄県による支援事業の一環。

赤土流出の仕組みを模型で確かめる子どもたち=8日、浦添市立沢岻小

 赤土は、久米島紬の染色や首里城の窓枠の塗料、赤瓦やシーサーの制作に欠かせない一方、海に流れ出るとサンゴを死滅させてしまう。8割以上が農地から流出していることから、枯れ草を敷き詰めて雨が直接土に当たらないようにしたり(マルチング)、畑周りに月桃やハイビスカス、イネ科のベチバーを植えたりする工夫が広がっている。

 赤土の粒子の細かさを知る実験には、佐久川慎平君、タケダ龍君、知花真平君が参加。「赤土で育つ作物で東村の特産物になっているものは何?」とのクイズには上江洲秀槙君が「パイナップル」と答えて正解した。安田千紘さん、溝越帆ノ夏さん、備瀬にこらさんは「泥団子して遊んでいる土が海を汚していると初めて知りました」などと発表した。5年生の一部は9月上旬、東村でベチバーの植え付け体験をする。