名護市辺野古の新基地建設で、翁長雄志知事は11日(日本時間12日)、今回の滞在中にデービッド・イゲ州知事と基地問題を話題にしない考えを示し、「舌足らずの話をしても、感情的にも結果的にもよくない」と述べた。ハワイ州ワイパフのハワイ沖縄センターで記者団の質問に応じた。

姉妹都市30周年宣言書を手にする翁長雄志知事(右)と県系3世のデービッド・イゲ知事=10日午後(日本時間11日)、ホノルルのワシントン・プレイス

 翁長知事は「言うときは言う、言わないときは言わない。じっくり話すこと、順序が大切だ」と述べ、まずイゲ知事との信頼関係を構築する大切さを強調した。

 一方、知事はハワイ語で全教科を学ぶ「イマージョン教育」に言及。「ウチナーグチの再興につながるのか、まずは表記法の仕方など研究していきたい」などと意欲を示した。ハワイでは先住民の言語であるハワイ語が州の公用語で、消滅危機言語の一つとされているが言語復興運動の先進事例として知られている。