食のかけはしカンパニー(篠原辰明社長)は12日、うるま市の国際物流拠点産業集積地域で、イスラム教の戒律に沿って調理したハラール食品の製造工場の竣工(しゅんこう)式を開いた。

ノンアルコールの鏡割りで工場の完成を祝った食のかけはしカンパニーの竣工式=うるま市

 同社は、国産農水産物でハラール対応の食品を製造し、海外へ輸出する。当面は日本を訪れるイスラム教徒向けに、国内のホテルやレストランに冷凍した総菜や、土産品を出荷。3~5年後にイスラム諸国への輸出につなげる。

 敷地面積は3千平方メートル、床面積は1千平方メートル。初年度で5千万円の売り上げ目標を掲げた。

 三重県を中心に農業と農産物加工などを展開する農業生産法人、伊賀の里モクモク手づくりファームやりゅうぎん6次産業化ファンド、県外地銀などが出資している。竣工式には沖縄と三重の経済界の代表らが出席。篠原社長は「企業名のように日本とアジアの懸け橋となるよう頑張っていきたい」と抱負を述べた。