沖縄県内の宿泊・飲食事業者へ食物アレルギー対応を支援する「アレルギー対応沖縄サポートデスク」(下地芳郎、東良和代表理事)は13日、南城市内のホテルでセミナーを開いた。NPO法人バリアフリーネットワーク会議の親川修氏がバリアフリー観光と食について実例を交えて講演し、アレルギー対応食も披露された。

アレルギー10品目を除去したメニュー=13日、南城市内のホテル

 親川氏は「ストレスフリーの観光地になるために」と題し、バリアフリーの現状と食事について説明した。県外の学校から「修学旅行の行程でステーキ店に行くが、生徒の中にそしゃくができない生徒がいる」という相談ケースを紹介。事前に店側と調整し、肉を食べやすいように加工したもので対応した実例を挙げた。

 「依頼者に喜ばれるだけでなく、飲食店側も1度技術を身に付ければ、高齢者など次に対応できる」とし、飲食店にとってもバリアフリー観光の観点から顧客拡大のメリットがあることを示した。

 アレルギー対応メニューの実食会では米粉を使った麺や、豚肉入り焼きギョーザなど、卵や小麦、エビなどを含む10品目のアレルギー対象食材を排除した料理が提供された。