◆「trick or treat」だよ!

 10月31日はハロウィーン。子どもたちが「trick or treat?(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ)」と大人や家々から、お菓子をもらう日でしたね。

 その日の朝、沖縄タイムスのマスコット・ワラビーは、ハロウィーンの新聞記事にくぎ付けだった。

 「『仮装した園児らは駅員からお菓子のプレゼントをもらい、笑顔』と書いてあります。ワラビーもお菓子をもらって、笑顔になりたいです!

ワラビーの心を奪った記事(10月31日第2社会面)
ワラビー御用達のエコバック。実は結構な容量だ。

  いそいそとエコバッグを取り出し、街へ繰り出したワラビー。ハロウィーンは沖縄に根付いているのか。アポなしで行ってきた。

久しぶりの外出で、足取りも軽いかな?

◆国際通りでお菓子はもらえる?

★1店目 ワラビーが向かったのは、お土産店や飲食店が立ち並ぶ那覇市のメインストリート国際通りだ。県外、海外の観光客で一日中にぎわいが絶えない。

大きな紅いもタルトにうっとり。美味しそうです!

 最初に選んだお店は、沖縄土産の定番・紅いもタルトで有名な御菓子御殿国際通り松尾店だ。「大きな紅いもタルト!これをもらえるに違いない」と心弾ませるワラビー。

 ためらいなく入店するや、「トリック・オア・トリートだよ!」

「お菓子ください!」 ワラビーは直球勝負です
試食分の紅いもタルト、いただきまーす

 驚きながらも笑顔で対応してくれたのは、同店スタッフの玉城理沙さん。同店で製造している1番人気の紅いもタルトや、学生を中心に人気の新商品・黒糖ショコラとろ~るの試食でワラビーの胃袋をしっかりつかむ。ハロウィーン仕立てのクッキー詰め合わせをいただいた。

 ちなみに黒糖ショコラとろ~る、売れ行き好調で試食がない日もあると言う。「ラッキーです! このあともお菓子に恵まれるに違いない」。ワラビーの期待は高まる一方だ。

焼き菓子詰め合わせが、ワラビーバックに!

★2店目 国際通りを歩いていくと、珍しいお菓子のお店を発見。ガラス越しに店員さんと目が合ったのを幸い、ハロウィーンをアピールすると、おいでおいでと手招きしてくれた。

クルトシュ・・・ってなんだろう?
ワラビーの視線に気付いてくれました。

 ひも状に伸ばした生地を棒に巻き付けて焼き上げるお菓子は、ハンガリーの伝統的な焼き菓子・クルトシュ。ここ「クルトシュ カラーチ」は全国でも珍しい専門店だ。シナモンやセサミなど生地自体に味があるが、生クリームやアイスのトッピングでさらにおいしい。

美味しい食べ方を教えてくれた嘉数さん。

 「ちょっと待ってね」と焼きたてを用意してくれる嘉数萌さん。

 細長い形状と製造過程に立ち上がる煙から、煙突ケーキの別名もあり「クリスマスにぴったり」と説明してくれるが、ワラビーは初めてのクルトシュしか見えておらず…。

 ごちそうさまでした。

生地はチョコチップでした。ほぐしながらいただきました。

★3店目 次に向かったのは、お菓子はもちろん、泡盛からご当地雑貨まで幅広く扱うお土産屋、おきなわ屋本店だ。ハロウィーン気分を前面に出した飾り付けは、国際通りでも目を引く存在だ。

ハロウィーン気分を演出するおきなわ屋本店

 これまでの成果に気を大きくしたワラビー、スタッフの平敷友香さんにおねだりしたが「ゴメンね。お菓子は販売用なの」と断られてしまう。うなだれるワラビーだが、これが普通の対応だろう。

ついにNGが!平敷さんの笑顔がまぶしいです
訪問3カ所目にもなると、堂々としてきたなぁ・・・
想像以上にへこむワラビー。大丈夫かしら?

 とはいえ、そこはお土産屋さん。平敷さんは、一番の売れ行き商品・紅芋いっぱいまんじゅうの試食で癒やしてくれる。

 ぎっしり詰まった紅芋餡を手にすっかり立ち直ったワラビー。しかもスタッフの好意で、急きょお菓子の小袋をいただき、ほくほく顔でお店を後にした。

ワラビーの落ち込みを見かねたスタッフさんが、お菓子の差し入れを。

★4店目 ラストは沖縄の特産品が集まるわしたショップ国際通り店だ。突然の訪問にも、ノリ良く対応してくれたのは城間力店長だ。

 「お菓子をください! くれないといたずらを…」。ワラビーの要求に対し、思案すること数秒。こちらへと誘導されたのは、おだんごが並んだショーケースだ。豊見城市の菓子店・琉球ドルチェテラスが10月20日にブースを設けたばかりだと言う。

ワラビーからのむちゃぶりに思案する城間店長。
ひんやり冷たいおだんごは3種類
「おだんごをくれるに違いない・・・」信じてやまないワラビー

「久米島の紅芋、名護の勝山シークヮーサーと県産素材へのこだわり。しかも冷たいのに軟らかい」と魅力を伝えてくる城間店長。

 31日は最高気温が25℃を越える夏日だった沖縄。冷たいスイーツに大はしゃぎのワラビーは紅芋とシークヮーサー、みたらしの3種類全てをいただき、すっかり満腹だ。

ラストはわしたショップからでした。おだんご食べて、お腹もぽっこり。
白昼堂々と、いただいたお菓子を確認するワラビー

 「みんな優しくて、ハロウィーン最高です! 毎日がハロウィーンならいいのに」と、ご機嫌で会社へ戻るワラビー。

 おなかもいっぱいで、あとは幸福に満ちたお昼寝をするだけだが…。まだまだハロウィーンは終わりません!

こんなにお菓子をくれて、沖縄でハロウィーンは根付いています!