沖縄渇水対策連絡協議会(尾澤卓思会長)は13日、那覇市内で総会を開き、渇水の危険性の目安となる「渇水指標」を見直した。指標を作った2005年に比べてダムが二つ増え、取水量(生活に使える水の量)が1・34倍になったことから、渇水の心配がない「安全領域」を広げた。

年間を通した渇水の目安

 指標は当初、国管理7ダムの合計貯水量を基に設定。11年に大保ダム、14年に金武ダムの供用が始まり、貯水容量は6128万立方メートルから8368万立方メートルに増えた。

 新指標は、県管理の倉敷ダムも加え計10ダムの貯水量を基に決めた。年間を通じて変動はあるが、最大700万立方メートル分の安全領域が広がった。例えば7月1日時点の貯水量でみると、旧指標では「監視領域」にかかるが、新指標では安全領域に収まる。

 04~13年の県内1日当たりの平均水道需要量は約44万立方メートル。1日の最大取水量は05年が約39万立方メートルで下回っていたが、現在は約51万立方メートルで上回っている。新指標は7月中に運用を開始する。貯水量が安全領域を下回ると、節水や給水制限の可能性がある。