【石垣】石垣市議会(知念辰憲議長)は14日の臨時会で、安全保障関連法案の今国会成立を求める意見書を賛成多数で可決した。沖縄県内で同法案の成立を求める意見書の可決は初めて。

 意見書では、尖閣諸島近海で中国公船が領海侵犯することに「漁業者のみならず一般市民も大きな不安を感じている」とし、「わが国の安全を守るため、日米間の安全保障、防衛協力体制の信頼性、実効性を強化することが求められている」と指摘し、関連法案の成立を求めた。

 反対討論で野党議員は「世論調査でも審議不十分とあり、憲法学者が憲法違反と指摘する法案だ」と主張したが、自民・公明や保守系議員の賛成13、反対8の賛成多数で可決した。

 臨時会では、自民党議員らによる報道圧力問題の抗議決議案も審議されたが、賛成10、反対11の賛成少数で否決された。