沖縄県は15日、那覇空港第2滑走路増設事業で、事業者の沖縄総合事務局が申請していた県外からの石材調達を承認した。護岸工事に使用する183万立方メートルのうち、最大30万立方メートルの県外調達を認める内容。10月末日までに搬入する場合は、県議会で可決した県外土砂規制条例に基づく届け出は不要となる。

那覇空港の沖合で進む第2滑走路の工事=5月8日(本社チャーターヘリから)

 同日、総事局で会見した小平田浩司開発建設部長は「気象・海象条件がよい10月までに調達したい」と、2020年度末の供用開始に向けて作業を進めたい考えを示した。

 県は、高波など気象・海象条件が不安定な冬場を避けるため、夏場に工事が集中することで県外調達の合理性が認められること、採石地で洗浄するなど環境への配慮が妥当と判断し、承認を決めた。

 総事局は護岸工事に使用するすべての石材を県内で調達する計画だったが、昨年度の台風襲来や冬場の高波などの影響で作業日が限られることから進捗(しんちょく)に影響が出ると判断。ことし4月、県外調達を県に変更申請した。