沖縄県立博物館・美術館で18日から始まる「大哺乳類展 ぼくらのなかまたち」(主催・沖縄タイムス社、文化の杜共同企業体)に特別協力している国立科学博物館の研究員が15日、展示物の最終確認やキャプションを設置した。

ヘラジカの前で大哺乳類展の見どころを語る国立科学博物館の川田伸一郎主幹(左)と田島木綿子さん=15日、那覇市・沖縄県立博物館・美術館

 同展では、珍しい哺乳類の剥製や全身骨格など150点が公開される。国立科学博物館の川田伸一郎研究主幹は「あえてケースに入れずに展示している」と話す。近距離からも見られることで「例えばチーターは黒い部分の毛は長く、黄色い部分は短い。毛並みの凹凸までじっくり見てほしい」と楽しみ方を語った。

 海の哺乳類を専門とする田島木綿子(ゆうこ)研究員は、ツノシマクジラやタイヘイヨウアカボウモドキなどの骨格標本も見どころと話す。「沖縄の海岸に乗り上げて死んでしまった個体を標本にしている。珍しいクジラが近くの海にいることを知ってほしい」。

 海と陸の哺乳類は大きく違うように見えて、実はキリンもアシカも首の骨の数は同じ7本。「共通点を探しながら見るのも面白い」と語った。問い合わせは同館、電話098(941)8200。