【南大東】台風の接近が相次ぎ、船便が2度欠航したことで、南大東村の生活に影響が出ている。3日の入港後、生鮮品は10日余り届いていない。牛乳や豆腐などを並べる商店の棚は空っぽになっている。

台風やしけの影響で定期船が2度にわたり欠航し、食料品が乏しくなった商店=15日、南大東村(東和明通信員撮影)

 島で最も大きいAコープ南大東店。山下規子店長は15日、「パンや牛乳、豆腐や納豆がなく、店頭に並べられない。困るのは新鮮な野菜を利用客に提供できないこと」と嘆いた。

 同村在所の菊池涼子さん(58)は「いまの時期、島内で収穫できない根菜類が不足している。通販で注文した商品も届かないので、みんな苦労している」と話した。北大東村でも、商店から食料品が消えつつある。

 大東海運の定期船は、17日に那覇市泊港を出港し、翌日朝には南・北大東に入港する予定。積み荷は、野菜やカップ麺、トイレットペーパーなど食料品や生活必需品を優先している。同社は「1時間でも早く、食料品を届けたい」と話している。(東和明通信員)