沖縄県浦添市(松本哲治市長)と琉球大学大学院法務研究科(清水一成科長)は10月23日、「性の多様性の尊重」についての連携・協力に関する協定を締結した。自治体と大学院が性の多様性に関して連携協定を結ぶのは那覇市に続き全国で2例目。市は今後、同性のカップルを結婚相当と認める「パートナーシップ」の証明書を交付するための条例制定を目指し、法科大学院の教授らに法的助言を仰ぐ。同条例を制定しているのは全国で東京都渋谷区のみ。

協定を締結した松本哲治市長(右から4人目)と清水一成科長(同5人目)=10月23日、浦添市男女共同参画推進ハーモニーセンター

 協定は、市がことし1月に宣言した「レインボー都市うらそえ」の趣旨に基づき、全ての人の性の多様性を認め合い、差別や偏見をなくし、誰もが輝ける住みよいまちづくりのために連携・協力することが目的。市は大学院側から法的アドバイスや国際的な状況など専門知識の提供を受ける。

 清水科長は「誰もがティーダ(太陽)のように輝けるという浦添の志に共感する。これまでの実績を生かして一生懸命協力し、市が抱える課題を一緒に解決したい」と強調。松本市長は「性的マイノリティー支援策の充実に向けて共に取り組みたい」と語った。