那覇市第一牧志公設市場組合(粟国智光組合長)、ヘリオス酒造(松田亮代表取締役)、えんグループ(ピーター・ンCEO)、てぃーだスクエア(嶌田浩司会長)の4者は17日、市場や周辺地域の活性化を目的としたパートナーシップ協定を締結した。計画では、県産農畜産物を活用した商品を市場で販売、海外へ輸出する。商品や市場の店舗などに関する情報も国内外へ発信し、市場の認知度向上やさらなる集客を狙う。

パートナーシップ協定を結んだ関係者ら=17日、那覇市・第一牧志公設市場

 「那覇市第一牧志公設市場地域活性化パートナーシップ協定」は、各社の強みを生かし事業展開する内容。

 ヘリオス酒造は、県産のゴーヤーや大宜味産シークヮーサーを使った地ビールとサワーなどの新商品を製造。市場内の飲食店で生樽(たる)で販売する。

 香港やシンガポールなどで飲食店を展開するえんグループは、ヘリオスの地ビールや市場内で販売されている県産牛・豚肉を使った加工品を香港へ輸出。9月には地ビールと県産和牛のステーキなどを提供するパブを現地にオープンする予定。

 会員数11万人の「てぃーだブログ」を運営するてぃーだスクエアは「公設市場ブログ」を新たに開設し、市場の商品や店舗情報などを発信。記事は日本語に加え、外国人観光客向けに中国語・韓国語・英語の3カ国語に翻訳する。

 4者は協定締結を機に「第一牧志公設市場活性化基金」を創設。商品の売り上げの一部を、市場でのイベントや空き店舗の活用などに必要な資金として積み立てる。17日、同市場で会見した4者の代表は「市場や周辺地域の活性化を図り、さらなる集客につなげたい」とした。