辺野古への新基地建設に反対する座り込み行動1年に合わせた企画「7・18辺野古アクション~沖縄の未来は沖縄がひらく」が18日、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前であった。市民ら約600人が横一列になって手をつなぎ、「人間の鎖」でフェンス沿いを包囲した。また参加者は持参した雨傘に抗議メッセージやイラストを描き、新基地建設や衆院での安保関連法案強行採決にノーを突き付けた。

座り込み1年で、カチャーシーを踊る人たち。中央は稲嶺進名護市長=18日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前(金城健太撮影)

 座り込みテントの一角で、白のビニール傘を広げた女性たちが黙々と「自民党感じ悪いよね」「翁長さん早く決断を」など思い思いにメッセージを書き込んだ。名護市久志区から参加の女性(57)は「日ごろ思っていることがどんどん頭に浮かぶ。これは良いアイデア」と楽しそうにペンを走らせた。

 ゲート前には稲嶺進名護市長、糸数慶子参院議員、照屋寛徳衆院議員らも駆け付け、市民らとカチャーシーで盛り上がった。

 ゲート包囲でつながった約400メートルの人間の鎖。青空の下に白い雨傘が映え、横一列になった市民らがウエーブを始めると歓声が上がった。宜野湾市から参加した女性(70)は「これまでとは違ったアピールになった。工夫次第でいろんな抗議ができて楽しい」と顔をほころばせた。

 大阪市在住の女性(26)は医療研修で沖縄滞在中といい、「テレビ画面の向こうの世界のこと、と思う自分がいたけど、これだけ幅広い年齢で団結ある抗議に触れると見方も変わる。現場を見ることは大事と思った」と話した。